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プラントエンジニア

K.A.
鉄鋼アルミ事業部門
真岡製造所 設備部 設備技術室
2018年10月入社
前職:土木建築工事の施工管理・営業


発注者として、企画から竣工まで携わりたい。

東京ドーム9個分の敷地面積がある、神戸製鋼所の真岡製造所。私は設備部に所属し、製造所全体の土木建築を担当しています。実は大学は教育学部、1社目はカーディーラーの営業というちょっと変わった経歴で、みんなに珍しがられています。

就職活動では人と接する仕事がやりたくて営業を志望し、カーディーラーへ就職。社会人3年目の時、当時のお客様からの紹介もあって、思い切って建築土木会社へ営業兼施工管理として転職しました。主に高速道路の改修工事の一部をゼネコンから請け負い、一つの現場が終わったら、また次の現場へと、青森から九州まで全国へ出張する日々。ある程度の経験を積み、一級土木施工管理技士の資格を取得した頃から、次の成長を求めるように。一次請けや二次請けの立場では工事の計画や立案から携わることができなかったため、発注者の立場で上流側に身を置き、工事の企画段階から竣工まで携わりたいと考え、転職サイトに登録。そこで紹介されたのが、私と妻の地元に近い、神戸製鋼所の真岡製造所でした。

神戸製鋼所は、ラグビーが強い鉄の会社というイメージしかなく、大企業なので、自分からは遠い存在に感じていました。調べてみると鉄の他にもアルミニウム、電力、エンジニアリングなど幅広い事業領域を持つ会社。面接では丁寧に仕事内容を説明してもらい、実際に自分が働くイメージも持つことができたので、ぜひ新しいキャリアを積みたいと入社を決めました。

真岡製造所のみんながお客様。

私の仕事は、工場の新築や改造もありますが、メインは工場の維持管理業務。設備技術室は、電気、機械、土木建築に分かれており、電気や機械分野は豊富な経験を持った社員が多いので、幅広い知識が得られますし、工事の進め方などのアドバイスも受けるなど、いつも助けてもらっています。

私の前任は40年以上にわたって建築土木を担ってきた方で、この人に聞けば全てがわかるという絶対的な存在でした。引継ぎでは様々なことを教えてもらいましたが、中でも私がいちばん大切にしているのは、「会社にとってお客様は、製品を納めているメーカーさんだけど、設備は真岡製造所の従業員がお客様。だから言われたことをただやるだけではなく、意図を汲み取って、付加価値をつけて形にし、計画していくことが必要」という言葉。いまも心に刻んでいます。

実際に現場からは「ここが使いにくい」、「もう少し涼しくしてほしい」など様々な要望が上がってきます。なぜ使いにくいのかを考えて操作性を高める提案をしたり、温度に関しては建屋の温度を下げるために排熱させる機器をつける方法がありますが、体感温度を下げたいのであれば、単に排熱だけでなく局所的に風を送るよう考慮して検討したり。お客様である従業員の方々と密接にコミュニケーションを図り、要望を正しく受け止めることが大切だと日々、実感しています。

改善して「涼しくなった」「使いやすくなった」という言葉をもらうことが何よりの喜び。最近では名前を覚えてくれる人がどんどん増えていて、顔が広くなることで仕事がしやすくなるのも嬉しいです。そういう意味では営業的な要素もあり、前職の仕事もムダではなかったなと思います。

会社の資産である工場を造り、守る。

発注者として工事を担当する一番の魅力は、計画立案から竣工まで一貫して携われること。私は入社2年目から2000平米規模の増築、金額にして7億円の工事を担当する貴重な経験を積みました。工事を進めていく中では、設置した基礎の上に柱がうまく乗らないなど設計図通りにいかないこともあり、知識も経験も不足している私には、自分で判断し的確な指示がだせない状況もありました。そんな時は本社の建設技術部から技術的なアドバイスや会社としての判断基準を教えてもらい、ゼネコンと交渉。トラブルも自分自身の学びにつながっています。

生産しながらの工事ですので、製造側はそのスペースを使いたい。けれどゼネコン側はそこで作業をされると工事を進められないというケースもあります。相反する両者の意見とどう折り合いをつけていくかも私の仕事。毎日のように課題と向き合い、この場合はどうしたらいいか最適解を考えて、関係者を巻き込んで取り組んできたからこそ、無事に竣工し製造部門へ引き渡した時は、今まで味わったことのない達成感がありました。

真岡製造所は築年数を重ねた建物も多いので、いま建設技術部とタイアップして長期の保全計画を立案し、進めているところです。大切な会社の資産を、できるだけ良好な状態で、長く使っていけるようにすることが私の使命。さらに様々な経験を積んで、将来は管理職になり経営側の立場で、全体の工事計画を立案することが目標です。

転職してプライベートも充実。宇都宮にマイホームも建てたので、通勤も便利に。普段は19時前後には帰宅して妻と二人の子どもと一緒に夕食を食べたり、土日も一緒に過ごせる時間が増えました。前職は出張続きで家にいないことが多かったので、この転職を家族も喜んでくれています。